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グラスウール?発泡系?断熱材の種類と選び方を解説|快適さと省エネの差を生む素材の話

②住宅の耐震

榎島  

筆者 榎島  

不動産キャリア3年

お客様に寄り添ったサポートが出来る様に頑張ります。

家の性能を決める“断熱材”の正体とは?
省エネ住宅やZEH対応住宅で注目される「断熱性能」。その中心的役割を果たしているのが「断熱材」です。
しかし、断熱材といってもその種類はさまざま。素材・施工法・性能によって、住まいの快適さや光熱費に大きな差が出るのです。

断熱材の役割と効果
断熱材は、外気温の影響を室内に伝えにくくするための“バリア”のようなもの。夏は外の熱を遮断し、冬は室内の熱を逃がしにくくすることで、冷暖房の効率を高め、年間の光熱費削減に貢献します。

主要な断熱材の種類と特徴

① グラスウール(ガラス繊維系)

  • 一般的な断熱材で価格が安価

  • 施工技術によって性能に差が出やすい

  • 経年劣化しにくいが、水分に弱い

  • 熱伝導率:0.038~0.05W/m・K程度

→ 【メリット】コストパフォーマンスが高い
→ 【デメリット】隙間があると効果減少


② 発泡ウレタン(現場発泡)

  • 現場で発泡し、すき間を埋める施工方式

  • 高気密施工に向いており、断熱・気密が同時にできる

  • 比較的高価

  • 熱伝導率:0.024~0.035W/m・K程度

→ 【メリット】高断熱・高気密を実現しやすい
→ 【デメリット】リフォームでの再利用不可


③ ポリスチレンフォーム(EPS・XPS)

  • 発泡スチロール状の断熱材

  • 耐水性が高く、床下や外張り断熱に使われる

  • 加工がしやすく、施工が安定

  • 熱伝導率:0.028~0.036W/m・K程度

→ 【メリット】耐久性・防湿性に優れる
→ 【デメリット】火に弱いため防火処理が必要


④ セルロースファイバー(新聞紙再生材)

  • 古紙を原料とした自然素材系

  • 吸音性・調湿性に優れる

  • 吹込み施工が主流

  • 熱伝導率:0.040~0.045W/m・K程度

→ 【メリット】エコ素材で吸音性も◎
→ 【デメリット】施工業者の技術力に依存


断熱材の“性能”を比較するには?
最も基本となるのが熱伝導率(λ値)。これは数字が小さいほど断熱性能が高いことを示します。

また、住宅全体の断熱等性能を表す**UA値(外皮平均熱貫流率)**にも影響します。建築時にはこのUA値が地域の基準を満たしているかもチェックポイント。

どの断熱材が一番いいの?
正解は「住まい方・地域・コスト・施工体制」によって異なります。

たとえば…

  • コスパ重視→グラスウール

  • 気密も重視→発泡ウレタン

  • 調湿性や吸音性→セルロースファイバー

  • 外断熱+耐水性→ポリスチレンフォーム

熊本・宮崎・福岡のような高温多湿・寒暖差がある地域では、断熱だけでなく気密や湿気対策とのバランスが重要です。

ハウススタイルで採用している断熱材は?
私たちは建物性能ごとに最適な断熱材を採用しています。高気密高断熱の仕様をベースに、コストと性能のバランスを考慮し、ZEH・HEAT20基準にも対応可能です。


まとめ

  • 断熱材は“素材”によって性能も価格も異なる

  • 熱伝導率が小さいほど断熱性能は高い

  • グラスウール・ウレタン・セルロースなどに特徴あり

  • 地域と住まい方で最適な素材は変わる

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