
【2025年版】住宅ローンのペアローン・収入合算とは?夫婦で借りる際の選び方と注意点を解説|熊本・宮崎・福岡対応
✅ 住宅ローンを夫婦で借りるという選択肢
マイホームの購入を検討する際、物件価格の上昇や将来の安心を見据えて、夫婦で住宅ローンを組むケースが増えています。その際に利用されるのが「ペアローン」と「収入合算」という2つの方法です。どちらも夫婦の収入を活用して借入可能額を増やす手段ですが、制度の内容やリスクには大きな違いがあります。
✅ ペアローンとは?
ペアローンとは、夫婦がそれぞれ住宅ローンを契約し、1つの住宅を共同で取得する方式です。
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メリット
・双方の収入に応じてそれぞれ控除が受けられる(住宅ローン控除)
・借入額が多くなりやすい -
デメリット
・事務手数料や登記費用が2人分かかる
・どちらかが働けなくなった場合の返済リスク
✅ 収入合算とは?
収入合算は、1人が住宅ローンの契約者となり、もう1人の収入を合算して借入額を増やす方法です。合算する配偶者を「連帯保証人」や「連帯債務者」にするケースがあります。
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メリット
・契約者が1人のため、手続きが簡単
・ペアローンに比べて登記費用が抑えられる -
デメリット
・収入を合算する側には住宅ローン控除が適用されない場合がある
・住宅ローンの返済責任は主契約者が負うことになる
✅ ペアローンと収入合算のどちらを選ぶ?
選ぶ基準は、以下のポイントを押さえて検討しましょう。
| 比較項目 | ペアローン | 収入合算 |
|---|---|---|
| 控除の適用 | 夫婦両方に適用 | 契約者のみ |
| 手数料 | 2人分必要 | 1人分で済む |
| 借入額 | 高くなる可能性あり | 安定した収入合算で高くなる可能性あり |
| リスク管理 | 片方の返済不能リスクが大きい | 契約者に返済義務が集中 |
✅ 注意点とアドバイス
ペアローンは将来の働き方や出産・育児による収入変動も考慮する必要があります。また、団体信用生命保険(団信)の適用範囲や持分割合によって、相続時の対応も変わってくるため、事前に専門家と相談するのが理想です。
✅ まとめ:二人で無理のない計画を立てよう
夫婦での住宅ローンは将来の暮らしを左右する重要な判断です。どちらの制度にもメリットとデメリットがあるため、自分たちのライフプランに合った方法を選ぶことが大切です。熊本・宮崎・福岡で住宅購入をご検討の方は、地域に詳しい専門家への相談も活用して、納得のいく選択をしましょう。
