
【2025年版】団体信用生命保険(団信)とは? 住宅ローンに欠かせない保障制度をわかりやすく解説|熊本・宮崎・福岡対応
✅ はじめに
住宅ローンを組む際、「団体信用生命保険(通称:団信)」という言葉を目にしたことがある方は多いはずです。団信は、ローン返済中に万が一のことがあった場合に、残りのローンを肩代わりしてくれる保険制度です。家族の生活を守るためにも、制度の理解は非常に重要です。
✅ 団体信用生命保険(団信)とは?
● 基本のしくみ
住宅ローンを借りた人が死亡または高度障害になった場合、団信によりローン残高が全額弁済され、家族に負担が残らないようにする保険です。
● 加入は原則必須
民間銀行やネット銀行では、団信への加入が住宅ローンの条件になっていることがほとんどです。フラット35では任意加入ですが、多くの方が加入しています。
✅ 団信の種類と保障内容
● 一般団信
死亡・高度障害時にローン残高が全額返済される。
→ 最も基本的な保障内容。
● 三大疾病付団信
がん・脳卒中・急性心筋梗塞のいずれかに該当した場合にも保障される。
→ 健康リスクへの備えが手厚い。
● 八大疾病保障付団信
三大疾病+糖尿病・高血圧症などを含めた8つの病気に対応。
→ より幅広いリスクに対応した制度。
● 収入保障型団信
万が一の際に、残高一括返済ではなく、月々の給付金として家族に支払われるタイプ。
✅ 団信の加入条件と健康告知
● 告知義務がある
加入には「健康状態に関する告知」が必要です。重い持病や過去の治療歴によっては加入できない場合も。
● ワイド団信という選択肢も
持病がある方向けに、加入条件が緩和された「ワイド団信」も存在します。ただし保険料が高くなる点には注意が必要です。
✅ 保険料と住宅ローン金利の関係
✔ 民間銀行では団信の保険料が住宅ローン金利に含まれていることが多く、別途支払いは不要。
✔ 保障内容を手厚くする(三大疾病など)場合は、金利に上乗せされるケースも。
✅ 団信を検討する際のチェックポイント
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保険料と金利のバランスは?
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自分や家族の健康リスクは?
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既に加入している生命保険との兼ね合いは?
✅ 熊本・宮崎・福岡エリアでの注意点
地域によっては、独自のサポート制度や相談窓口があります。
住宅ローンを取り扱う地元金融機関では、団信の保障内容がやや異なる場合もあるため、事前に確認することが大切です。
✅ まとめ
団信は住宅ローンを利用するうえで、家族を守るために不可欠な保険制度です。「とりあえず加入する」のではなく、保障内容や金利とのバランスをしっかり理解して選びましょう。今のライフスタイルに合った保険を選ぶことが、将来の安心につながります。
次回は「住宅購入にまつわる意外と知らない税金の話(不動産取得税・登録免許税など)」について解説予定です!
