
2025年7月最新|変動・固定・フラット35~50年比較!全国&熊本・宮崎・福岡の住宅ローン金利を徹底解説
2025年7月現在、日本の住宅ローン金利は依然として歴史的な低水準を維持しつつも、固定金利では若干の動きが見られます。住宅ローンは「変動金利」「固定金利(5年・10年)」「全期間固定型(フラット35~50)」の3タイプがあり、金融機関ごとに金利や条件が大きく異なります。
この記事では、ネット銀行・メガバンク・都市銀行・地方銀行を対象に、全国的な傾向と、熊本・宮崎・福岡の3県での特徴を踏まえて比較・解説します。
✅ 1. 変動金利の傾向(2025年7月)
現在、変動金利の最優遇金利は 0.30〜0.70%前後 で推移しており、特にネット銀行(住信SBIネット銀行、auじぶん銀行、PayPay銀行など)が0.39%前後という超低金利を提示しています。
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メリット:初期金利が非常に低く、総返済額を抑えやすい
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デメリット:将来的に金利が上昇するリスクあり
※2025年1月の日銀利上げ後、一部金融機関で優遇幅が縮小傾向も。
✅ 2. 固定金利(5年・10年)
長期固定金利の指標である10年国債利回りが6月に1.46%へ低下したことを受け、7月は多くの金融機関で固定金利が 0.04〜0.10%程度引き下げ られました。
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10年固定:1.5〜2.2%台が主流(ネット銀行はさらに低め)
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5年固定:1%台前半が中心
特に「金利の安定」「家計設計のしやすさ」を重視する方に人気です。
✅ 3. フラット35~50(全期間固定)
2025年7月のフラット35の金利(自己資金10%以上)は 1.84%(21〜35年返済)、20年以下は 1.45% 前後と、前月より金利がやや低下。
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フラット50も利用可能(長期優良住宅・年齢制限等の条件あり)
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子育て支援プラス、ポイント制度等で金利優遇が充実
長期にわたる安定返済を希望する方におすすめです。
✅ 金利タイプ別 比較表(2025年7月現在)
| 金利タイプ | 主な金利水準(2025年7月) | 特徴と金融機関例 |
|---|---|---|
| 変動金利 | 0.30〜0.70% | 住信SBI・auじぶん・メガバンクなど |
| 固定金利(5年・10年) | 1.5〜2.2%(10年) | 三菱UFJ・三井住友・地方銀行ほか |
| フラット35(全期間固定) | 1.84%(自己資金10%以上) | ARUHI・地方銀行(長期固定) |
| フラット50(最長50年) | 1.9%台〜(条件次第) | 長期優良住宅・若年層向け商品あり |
✅ 地域別注目ポイント(熊本・宮崎・福岡)
◉ 熊本県
肥後銀行や熊本銀行では、年収や担保条件に応じたプレミアムプランがあり、金利は 変動0.875%〜、固定2.15%〜。がん団信付きやネット完結型の住宅ローン商品も展開されており、地域密着型のサポートが受けられるのが魅力です。
◉ 宮崎県
宮崎銀行では、7種類から選べる団信プランや、繰上返済手数料無料など利用者に寄り添ったサービスが充実。変動金利は 0.725%〜、10年固定金利は 1.90%前後 と、地方銀行としてはかなり低水準。移住者支援プランや子育て世帯向けの優遇もあり、県外からの需要にも対応しています。
◉ 福岡県
福岡銀行や西日本シティ銀行をはじめ、複数の地銀が競争力の高い金利を提供。福岡銀行では、変動金利 1.125%〜、固定金利 2.20%〜 を提示しており、ネット完結型や付帯費用を住宅ローンに含められる柔軟さが特長です。
西日本シティ銀行では、収入要件を満たした場合に アドバンスプレミアプラン(変動0.875%) が適用されるなど、金利優遇が手厚く、11疾病保障など団信のバリエーションも豊富です。さらに、契約者向けに特典が付く優待サービスも好評。福岡県は都市型住宅需要が高く、地方と都市機能のバランスを活かしたローン選びが可能です。
